ぷらぐど庵

繋がることもある

先送りの妖精をねじ伏せる

「 LIFE! 〜人生に捧げるコント〜」で見て以来、我が家では“先送りの妖精がー”という言葉がよく使われるようになりました。やらなきゃいけないことを後回しにする、という感じです。

 前回のエントリーでちらっと書きましたが、当時の激しい怒りはおさまってきました。ただ、今期のドラマにこれに関してなくもないっぽいのがあるようで(見てないので違うかもしれない)、その番組 CM を見るたびにイライラしてしまいます。もうここで書くだけ書いて、すっきりさせていただきます。とげとげしくてすいません。


とある深夜。名古屋駅の前くらいでお客様から手が上がりご乗車いただきました。作業着の方でしたが、服が汚れてなかったので「現場監督さんかな?」くらいに思いました。お客様から、「こんな時間に手をあげてもタクシーが停まってくれないんだよね。作業服だから、近いとおもわれるのかな?」と。「もしかしたら、そうかもしれません。すいません。」。結構な距離を走り、降車されました。チップまでいただきました。「人は見た目ではないこともあるのだ」と思いながら、次のお客さんを探して走りました。とある交差点の信号待ちで第二車線側で止まっていると、乗りたいと意思表示しながらタクシーの真ん前に立ちふさがる人。なんか薄汚い。「これは見た目で判断していい案件なのでは?」と思いながらも、先ほどのことがあったので乗っていただきました。飲酒後らしく、行き先案内がちょっと怪しい。「これは要注意だな」と確信。案の定、目的地付近で道案内ができなくなるという事態に。メーターを止めて目的地をしっかり聞き始めたら、「お金がない」とか言いだします。「はい?」「生活保護だから明日か明後日に払えるけど」「はい? お金を持たずにタクシーをとめたわけですね? このまま警察にまいりましょう。」と言うと急に目が覚めたようで、自宅の住所を言い出しました。そこに到着。現地確認。当社の振込先を紙に書いて渡し、降車していただきました。こういう場合、振り込みされるまでは私が立て替えて会社に売上を収めることになります(会社によって違うかもしれません。)。安いゲーミングヘッドセットが買えるくらいの金額でした。今だに振り込まれていません。もう振り込まれないでしょう。なんで、生活保護を受けないように必死で働き外で飲み歩かず節約してるタクシードライバーである私が、生活保護を受けながら外で飲み歩くようなバカの為に少ない収入を削られなければいけないのか?外での飲みは保護されて、タクシー代は保護されないっつーのか?生活保護って何なんだよ?